猿江ガラスではガラス製の照明や食器など、特注の製品製作をしております。デザイナーからの指示を手仕事によって出来る限り忠実に再現するのはもちろんのこと、ガラスの性質を活かしたデザインの提案も行っております。熟練の技術を持つ職人として、また長年表現活動を続けてきた作家としての感覚から、クリエイターの指示を的確にかたちにしていきます。

製作過程の一例                       >> 納品までの流れ


クライアントからいただいたFAXによる発注書です。ファーストフード店内の照明の傘の部分の製作依頼です。このようにFAXやお電話でご注文いただけます。完成イメージは図面だけでなく、簡単なスケッチや口頭でも対応可能です。この段階で制作の難易度や工程、数量、試作の量などを元にお見積いたします。
色のサンプルをいくつか作成します。

決まった色を溶かし、実際の製作に取りかかります。今回は円錐を切断することを想定し、完成よりも長めの円錐を作っていきます。

複数個を同じかたちできれいな円錐にするために型に入れて吹きながら成形していきます。

図面に忠実になるようこまめに寸法を正確に計りながら製作していきます。

かたちができたものを徐冷炉で一晩かけて冷まします。

図面にあわせ、切断していきます。
加工:椎名ガラス

図面の寸法と正確に照らし合わせながら穴あけの位置を決めていきます。
加工:椎名ガラス

ドリルで留め具のための穴をあけていきます。
加工:椎名ガラス

切断面などを研磨していきます。
加工:椎名ガラス

右が加工前、左が加工後。
加工:椎名ガラス

完成し実際に取り付けられたところ。
加工:椎名ガラス



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