猿江ガラスではガラス製の照明や食器など、オーダーメイド/特注の製品製作、破損してしまった照明などの修復、再制作をしております。デザイナーからの指示を手仕事によって出来る限り忠実に再現するのはもちろんのこと、ガラスの性質を活かしたデザインの提案も行っております。熟練の技術を持つ職人として、また長年表現活動を続けてきた作家としての感覚から、クリエイターの指示を的確にかたちにしていきます。引出物、記念品等で独自性をお求めの方にもご利用いただけます。

制作するにあたっては原寸大の図面をいただくか、もしくは現物から型を作ります。
弊社で採寸する際に、破損した現物の補償は負うことが出来ません。
手作り製作や型吹き製作を行ったとしても、サイズ、重量、容量、色柄等は誤差があります。
また、耐熱ガラスではございません。

【現在、お問い合わせが非常に多く、お見積もりや返信に多少お時間を頂く場合がございます。あらかじめご了承ください。】

1.お問い合わせ・お見積
お電話かFAX、メールでご注文ください。完成イメージは図面だけでなく、簡単なスケッチや口頭でも対応可能です。制作の難易度や工程、数量、試作の量などを元にお見積いたします。
2.正式ご依頼
正式なご依頼をいただいてから試作品にとりかかります。正式ご依頼後のキャンセルにつきましてはキャンセル料がかかる場合があります。
3.試作品製作
試作品は、お客様のイメージを形にする場合だけでなく、色などを確認するためにも行います。また、大量に制作するものなどがある場合には、制作手順などの検討も同時に行っていきます。
4.製作
試作品をもとに実際の制作に取りかかります。数量は数百単位での制作にも対応しています。
5.納品
検品し、クオリティのチェックに合格したものをお納めいたします。
6.入金
新規お取り引きの際は、制作終了後、発送前に現物の画像をお送りいたします。ご入金頂いてからの発送となる場合もありますので、あらかじめご了承ください。

製作過程の一例  

クライアントからいただいたFAXによる発注書です。ファーストフード店内の照明の傘の部分の製作依頼です。このようにFAXやお電話でご注文いただけます。完成イメージは図面だけでなく、簡単なスケッチや口頭でも対応可能です。この段階で制作の難易度や工程、数量、試作の量などを元にお見積いたします。

1.サンプル作成

色のサンプルをいくつか作成します。

2.製作

決まった色を溶かし、実際の製作に取りかかります。今回は円錐を切断することを想定し、完成よりも長めの円錐を作っていきます。

3.成形

複数個を同じかたちできれいな円錐にするために型に入れて吹きながら成形していきます。

4.計測

図面に忠実になるようこまめに寸法を正確に計りながら製作していきます。

5.徐冷

かたちができたものを徐冷炉で一晩かけて冷まします。

6.切断

図面にあわせ、切断していきます。
加工:椎名ガラス

7.穴あけの位置決め

図面の寸法と正確に照らし合わせながら穴あけの位置を決めていきます。
加工:椎名ガラス

8.穴あけ

ドリルで留め具のための穴をあけていきます。
加工:椎名ガラス

9.切断面の研磨

切断面などを研磨していきます。
加工:椎名ガラス

10.加工の前後

右が加工前、左が加工後。
加工:椎名ガラス

11.完成

完成し実際に取り付けられたところ。
加工:椎名ガラス